またまたまた、続きまして第四弾‼︎
髪の悩みの第四位は‼
【髪が広がる】
湿気で髪が広がる原因がわかれば、髪の広がりを抑えられます! 髪がボワっと広がりやすくなる梅雨、ヘアスタイリングが決まらず、とても悩ましい季節です。「どうしようもない」とあきらめている方もいると思いますが、髪が広がる原因を理解し、きちんと対処すれば防ぐことができます。今回は、梅雨時期の髪の悩みとその対処法についてご紹介します。
梅雨時期に髪が広がる原因は、髪のダメージ
湿度が高くなると、なぜ髪は広がるのでしょうか? 一番の原因は、髪のダメージによるものです。髪が傷んでいる──すなわちキューティクルがはがれている部分から、水分はどんどん浸入していきます。その水分は、キューティクルの内側にあるコルテックス(毛皮質=線維状につながったタンパク質)にため込まれていきます。したがって、水分をため込んだ部分が膨張し、そこから髪がうねりを起こすのです。毛髪の1本1本が異なる形状になってしまうため、その結果、髪全体が広がることになります。
髪が広がる仕組み(1)キューティクルがはがれている部分(薄いグレー)から水分が中に入り込む (2)水分を含んだ部分だけ膨張してうねりが起きる
もしも、髪全体に均等に水分が吸収されれば、うねりは起きず、髪が広がることはありません。ということは、キューティクルのはがれた部分を作らないことが重要になってきます。
UV対策はお早めに!
とはいえ、冬→春→梅雨時期にかけては、気候の変化が激しく、髪にとってたいへん過酷な状況です。冬は湿度が10~20%の日が続き、髪は乾燥した状態が続きます。やがて春を経て、梅雨になると湿度は一気に上がり、日によっては80~100%になることも。加えて梅雨入り前の5~6月は、1年のうちで最も紫外線が強い時期でもあります。髪に紫外線があたることによってキューティクルは酸化し、もろくなり、はがれやすい状態になっているのです。
「UV対策は夏になってから」と考える方が多いかもしれませんが、実は、初春から対策しておくことが大切なのです。早い時期から、UVカット効果のあるコンディショナーやトリートメントを利用するようにしましょう。
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